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PTW上海が20周年の節目を迎えました
PTW上海が20周年の節目を迎えました

PTW上海が20周年の節目を迎えました

2002 – 2012:PTW上海の設立

2002年、「Shenfa Software」という名でPTWの上海スタジオが設立されました。

当時の中国は、NokiaやMotorolaの端末製造国から携帯電話の消費者市場へと移行しつつありました。2002年11月には、中国の携帯電話の総ユーザー数が2億人を突破しています。

この時代にShenfa Softwareのゲーム開発チームは、活況を呈するモバイル市場の波に乗り、Javaベースのモバイルゲームの制作を始めました。ゲームを愛する開発者、アーティスト、デザイナーが、RPGやレースなど様々なジャンルのゲームを制作していました。

同時に、ゲームのローカライズとQAを担当する別チームも本格的に始動しました。Shenfa Softwareは日欧の有名ゲームコンソールメーカーと提携し、日本語、英語、中国語のゲームのローカライズとテストを支援しました。

残念ながら、2000年に中国でゲームコンソールの販売が禁止されてしまったため、コンソールゲームの発売は途絶えます。以後、QAチームとゲーム開発チームが協力し、Javaで独自のモバイルゲームを開発・テストし、後にAndroidやiPhoneなどのスマートフォン向けゲームを開発することになりました。

2012 – 2022年:PTW上海がローカライズ、QA、プレイヤーサポート、オーディオのサービスを提供し中国への玄関口に

2012年、PTWインターナショナルが正式に設立され、世界中のスタジオを活用し、ゲーム業界に多言語のローカライズ、QA、プレイヤーサポートサービスを提供するワンストップ型のサービスプロバイダーとなりました。

Shenfa Softwareは同年、PTW傘下となり、PTW上海と改称します。中国への玄関口として、ゲームのローカライズとQAサービスにリソースを集中し、ゲームの自社開発を終了しました。

2015年、ついにコンソール販売の禁止が解除され、Microsoft、Sony、任天堂がそれぞれ中国のコンソール市場へ参入しました。PTW上海はPlayStation 4とNintendo Switchの新規発売タイトルのローカライズとQAをサポートし、中国のゲーマーに世界のトップクラスであるAAAゲームの本物の体験を提供してきました。

上海のローカライズチームは毎年数多くのプロジェクトを手がけており、翻訳だけでなく、ゲームユーザーが文化的な障壁なくゲームを楽しめるよう、文化的なローカライズにも注力しています。その高い品質は世界中のクライアントから認められ、年間1000万ワード・文字以上の翻訳を手掛けています。

2015年以降、PTW上海はコンソールゲーム、アーケードゲーム、モバイルゲームなど、さまざまなプラットフォームで250タイトル以上のゲームのQAをサポートしてきました。

PTWは、ゲームアート、開発、オーディオを手掛けるスタジオの買収により、グローバルなワンストップ型ゲーム開発サービスを提供しています。また、2016年にはPTW上海がプレイヤーサポートサービスの提供をスタートし、2018年にはPTWのトップゲームオーディオプロバイダーのSIDEが上海に最新スタジオを設立して中国語ローカライズ音声制作を開始。声優やオーディオディレクターと協力して、FPSゲームの『Call of Duty: Online』、MMORPGの『ファイナルファンタジーXIV』、任天堂のスポーツゲーム『リングフィット アドベンチャー』などジャンルの異なる様々なタイトルに、優れたパフォーマンスを提供しました。

2022年6月、PTW上海は20周年を迎えます。このような節目は、チームメンバーの努力なしには達成できなかったでしょう。

PTWで働くことの魅力



PTW上海で最も印象に残っている出来事