SIDE LAスタジオがロサンゼルスの制作スタジオを拡張
2022年6月10日
ゲーム音声サービスを提供するSIDE LAは2022年春、ロサンゼルスのマリーナ・デル・レイに位置するスタジオを2倍に拡張しました。
SIDE LAはPTWブランドファミリーの一員として、姉妹スタジオのSIDE LondonやSIDE Shanghaiと連携し、 『レゴ®スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ』、『Fortnite』、『Halo Infinite』、『ファークライ6』、『サイバーパンク2077』、『Returnal』、そして2021年のGame of The Year受賞作『It Takes Two』を含む人気大作ゲームのダイアログを制作した実績を持ちます。
SIDEは2017年に初めてロサンゼルスのスタジオを開設し、世界中のゲームデベロッパーやパブリッシャーにフルダイアログの管理とボイスオーバーのサービスを提供してきました。2022年春の拡張によって、スタジオの生産能力は2倍以上に拡大します。拡張前のSIDE LAの規模は、3つのスタジオの合計で3,000平方フィート(約279平方メートル)でしたが、現在は7,400平方フィート(約687平方メートル)となり、6つのスタジオでデベロッパーのご要望にお応えできるようになりました。これにより、SIDEが25年の歴史の中で培ってきた高い専門性と卓越したゲーム音声を提供しながら、同時により多くのプロジェクトを推進可能となっています。
SIDE GlobalのシニアテクニカルディレクターであるAnthony Halesは、次のように述べています。「新しいスペースは、SIDEらしいサウンドを保ちながら、他の音声とシームレスに統合できるよう、同一の仕様で設計されています。各スタジオには最先端の設備とソフトウェアが導入されているほか、デベロッパーのIPを守るためのセキュリティも万全です」
SIDE LAを率いるのは、Riot Gamesでダイアログ制作の責任者を務め、ゲームボイスーバーで12年の経験を持つJessica Kentです。SIDE LAに追加された新たなスペースによって、ゲームデベロッパーのクライアントとより良い仕事ができるようになったことについて、Jessicaは次のようにコメントしています。「デベロッパーやクライアントに、より多くのスタジオスペースを提供できることにとても感激しています。この拡張により、SIDE LAの同時収録能力は2倍になるほか、制作スペースも増え、プライベートな設備を備えた広々とした控え室が備わり、有名タレントの宿泊にも申し分ありません」
SIDE LAの拡張により、SIDE Globalの一連のエキサイティングな展開に新たなニュースが加わることになります。これまでにも、SIDE Globalは2021年のTIGA AwardでBest Audio Services Supplierを受賞し、モーションキャプチャーのスペシャリストであるThe Imaginarium Studiosと提携し、IGNやゲーム業界の著名な声優と共に募金活動「In The Game For Ukraine」をプロデュースして成功させてきました。SIDEは今後も、高い水準のサービス、創造性、情熱を世界中のゲームデベロッパーに提供し、より大きなスケールで発展していきます。