先日、PTW Montrealは5周年を迎えました!わくわくするプロジェクトを数多く受けたり、チームメンバーが350人を超えるなど、その道のりは決して退屈なものではありませんでした。それでは、見ていきましょう。
私たちは2019年7月にカナダで最初の公式スタジオを開き、昨年、PTWファミリーに新しい仲間を迎えることができました。それがSIDE Montrealです。市内に複数の拠点を持つPTW Montrealは、世界におけるPTWの真の基幹となっています。
この節目を記念して5年間の道のりを振り返るために、私たちはチームに最も印象的な経験や、これまでの道のりについての洞察、そして今後の展望を語ってもらいました。
多様で有能なチーム
スタジオヘッドのSébastien Bischは、ちょうど1年前にチームに加わり、初日から開かれたコミュニケーションを育み、従業員のエンゲージメントを推進し、Montrealの全スタジオにポジティブな変化をもたらしています。
この仕事の好きなところについて尋ねると、Sébastienは次のように答えました:
「今までで最高の仕事だって友達にいつも言っています。選ぶのは難しいですね。ですが、強いて言えば、まずチームです。PTWには情熱的かつ非情に意欲的で、多様で素晴らしい人々がいます。パートナーのために創意工夫が必要なときには、みんなが協力してくれます。それに、私たちは皆、ゲームに対する情熱を共有しています!
ですので退屈な時間なんてありません。私たちはいつでもパートナーのためにクリエイティブな解決策を生み出せます。パートナーはいつも私たちにチャレンジをもたらしますが、頭を悩ませた末に最後には必ず解決策を見つけるのです。その過程も結果もとても刺激的です」
また、営業からQA、LQAまで、さまざまな部門にまたがる古株のチームメンバーにもインタビューを行い、最も印象に残っている経験や、長年にわたってスタジオがどのように進化してきたかを語ってもらいました。
PTWでの仕事のどんなところが一番好きですか?
「PTWでの数年間を通して、さまざまな背景や文化を持つ素晴らしい人たちに出会いました。ゲームのテストをしながらお互いに作り上げた絆は素晴らしく、毎日新しいことを学んでいます!」
「この仕事は退屈しません!世界中の人々と知り合うことができるうえに、素晴らしい人たちと仕事ができるのは最高です」
「簡単に言えば、生涯の趣味であると同時に情熱の対象でもあるビデオゲームを、ゲーム業界で働きながらお金をもらってプレイできることですね!それに、友人と呼べるような素晴らしい人たちと一緒に働くことができることも理由の1つです。社員の専門スキルが伸びることを信じてくれたり、従業員として、また人間として成長する最高の機会を与えてくれる会社で働くのは素晴らしいことです」
「長年にわたって複数のチームと仕事をして彼らを成功に導き、他人の成長を手助けすることが、この数日間、私の原動力となっています。毎日何が起こるかわからないけれど、真っ先に飛び込んで楽しむしかありません!」
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PTW Montreal — ハイライト
Montrealで仕事をするようになってから、私たちのチームは多くのパートナーと共に、ありとあらゆるわくわくするプロジェクトに取り組んできました。
その中でも、この5年間で特に印象に残った瞬間についてチームに尋ねました。
あなたにとって「最も誇らしい瞬間」や特別なプロジェクトはありますか?
「バルダーズ・ゲートIII』(Larian Studios)の仕事は、私にとってPTWでの最高の瞬間でした。素晴らしいゲームが開発されるのを目の当たりにし、複数の異なるポジションでプロジェクトに密接に関わることができました。何年もの間、ゲームだけでなく私個人のキャリアも発展していきました。私は2020年にドイツ人テスターとしてこのプロジェクトに参加し、ベータリリース直前にゲームのファーストパスを行いました。その後プロジェクトコーディネーターに成長し、2021年と2022年のトルコ語とブラジルポルトガル語のテストを指揮するようになりました。そしてプロジェクトマネージャーとして、2023年のフルリリースを目前に控えた開発の最終段階まで、28人のチームをデザインしサポートする機会を得ています。
優しくて親切なクライアントと、同じく素晴らしいテスターとリードのチームと共に、このような素晴らしいゲームに携わることができて、とても光栄です」
「採用担当者として、大規模な立ち上げ需要に直面したとき、私はチームを誇りに思いました。2019年の頃は合計60人ほどのチームだったMontrealスタジオが、2024年には350人以上の従業員を抱えるまでになったのには驚きました。チームが一丸となって、不可能と思われることを成し遂げてしまうのにはいつも驚かされます。私は、採用した人材が与えられた役割の中で成長し、大きくなっていく過程を目の当たりにすることに大きなやりがいを感じています。その成長の一翼を担い、何かを達成するのを目の当たりにできることは、私にとってとても誇らしいことです」
「LQAのプロジェクトコーディネーターとして『ファイナルファンタジーXVI』に携われたことは、私の誇りです。全員がこのプロジェクトに参加できたことをとても喜び、興奮していました。さらに、クライアントに非の打ちどころのないサービスを提供できたことで、私自身、特にこれを可能にしたテスターたちを誇らしく思いました。PTWで携わったすべてのプロジェクトが大好きで、プロジェクトマネジメントからカスタマーサービスまで、さまざまなことを学びました。
もうひとつ誇りに思うのは、LQAから営業に転向したときです。大きな変化でしたが、現在は協力的で素晴らしいチームと仕事をしています。PTWでの将来が楽しみでなりません」
「最も誇らしかった瞬間は、私がリードだった頃、オフィスから遠く離れたある重要なクライアントのプロジェクトにほとんど何もわからない状態で派遣され、毎日要望が変わるクライアントにどうすれば喜んでもらえるかを考えたことです。最終的には、私とテスターの仕事を評価してくれ、実際に会って握手をしたいと言ってもらえました。
プロジェクトマネージャーとして最も誇らしかった瞬間は、部下のプロジェクトがすべて円滑に進むようにするだけでなく、何百人ものテスターのスケジュールが毎日正確で時間通りに送られるようにしたことです」
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PTW Montrealに入社して以来、最も印象に残っていることを教えてください
「入社して約5年、新型コロナウイルスのパンデミックの直前にチームに加わった私は、PTWでの旅のほぼ半分を在宅勤務で経験したという珍しい立場にあります。このような突然の予期せぬ出来事にチームが順応する姿を見て、チームとして何ができるかを実感し、一生の思い出と絆を作ることができました」
「たくさんありますが、2019年にDe Gaspéにある現在のオフィスに移転したときのことはよく覚えています。ノートパソコンや机、椅子、その他の家具を、古いオフィスから新しいオフィスへ移動するのを手伝ったんです。家族が少し増えたような感覚がして、なんだかわくわくしました」
「何年もの間、仕事をしてきて色々なことがありました。その中でも印象に残っているのは、シニアテスターを支援、指導し、最終的に彼らが成長し、皆とチームにとってより良いものにするために、与えられた新しい責任を楽しんでいる姿を見たことです」
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これまでの道のりを振り返って
Sébastienより、これまでの旅について感謝の言葉をお送りします:
「今のスタジオを形作るのに貢献してくれた、過去から現在に至るまでの才能ある全従業員に感謝の意を表したいと思います。彼らの才能と情熱があったからこそ、私たちはゼロからこの素晴らしいスタジオを成長させ、作り上げることができたのです。また、私の前任者であるスタジオヘッドの仕事ぶりにも敬意を表したいと思います。
最後に、昨年入社したSIDE Montreal(旧Vibe Avenue)の友人たちに感謝を伝えたいと思います。11年間、仕事のクリエイティビティとクオリティで業界内で認められていた独立系スタジオから、このような大きな組織の一員になるのは簡単なことではありません。彼らがSIDEのそば(サイド)にいてくれて(ダジャレではありません!)、彼らの経験から学べることがどれだけ幸せなことか。
Sébastien Bisch
Studio Head